統計を悪用しないでほしいですね(-_-;)

某社が、何かが一位であると宣伝していますが、0.1%まで数値を出しています。

統計を勉強したことがある人には常識ですが、全量ではなく抜き取り検査の場合、サンプル数の平方根程度の誤差を見積もるのが普通です。

宣伝をよく見るとサンプル数は10000件ぐらいです。とすると1%程度の誤差を見積もらなければなりません。つまり差が1%程度の場合は、勝ち負けの判断が出来ないのです。

他にも統計の手管を遣えば、一位を作り出すことが可能です。サンプル数を減らせば、相対的な誤差が出るので、全量では負けていても、つまりは本当は負けていても、部分的すれば数字上勝つことができます。

例えば、場所を限定するとか、期間を限定するとか。

某社って、その手法を使っているように見えませんか？