融点

ヘタレさんの日記にコメントしていたら、大学の化学の授業を思い出した。

ある時、その授業を担当している先生がある物質の融点を10桁ぐらい並べた。みな驚いていると、「何桁でもいえますよ。圧力を指定していないからね。」(+_+)

目から鱗だった。融点は圧力の関数なので大体の融点が判れば、たとえ何桁であっても融点を指定することが出来、それに見合った圧力にすれば確かにそれが実現できる。

例えば、水は1気圧、0℃で融けるが、圧力を調整すれば−0.1234...℃で融けるようにすることも出来る。ちなみにアイススケートではスケートのエッジにかかる圧力で氷点下の氷が融けて潤滑剤の役割を果たすことが知られている。

うーん、今日はとみに理屈っぽい。仕事のせいかな(^_^;)