「トラ、トラ、トラ」を見た

大日本帝国海軍が70年ほど前に行った真珠湾攻撃を描いた40年前の作品です。懐かしくて借りてしまいました。日米共同で作った作品ですが、日本側の監督が黒澤明なのにビックリ。こんなのも撮ったんですね。

史実にかなり忠実に作ったので、米国では不評だったと聞いています。

昔見たときは、滑走路を滑走中の飛行機が、破壊されるので、本物にしか見えなくてもったいないなあと思ってたんですが...

今見ると、ハリボテにエンジンを付けたものを滑走させてますね。爆発したときにフレームが残ったので判りました。この頃の戦闘機は、すでに応力外皮構造が使われているので、フレームが使っていないです(^^;)

解説で、零戦アメリカ軍の練習機をコピーしたように言ってますが、めちゃくちゃですね。零戦を設計した堀越さんが聞いたら嘆きます(-_-;)

彼らから見ると、その練習機が零戦に似ていて、実際の零戦が手に入らなかったので、撮影には零戦の代わりにその練習機を使ったらしいです。

飛行機好きの間では、この映画に出てくる零戦らしきものが、あまりに不細工なので不評なんですが、逆にかめ吉には、どれが零戦のつもりなのか区別出来ませんでした。美しい飛行機が全く登場しなかったので(^^;)

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