暑いと空気が濃く感じますよね

暑くて湿気があると、澱んでいるというか、体にまとわりつくよううな濃さを感じますよね。ところが、物理的には全く誤った感覚なんです。

確か、中学校の理科だったと思いますが、空気の密度は温度に反比例すると習います。そして、高校の化学だと思いますが、気体の密度は分子量に比例すると習います。

水の分子量は18なのに対して、乾いた空気の分子量は約29です。つまり水蒸気は空気より軽いんです。なので、湿気を多量に含んだ「暑い」空気は、乾いて「涼しい」空気より軽いんです。

でも、そうは言っても、実際には「暑い」方が濃く感じますよね。この辺が「感覚」の難しいところなんですよね(-_-;)

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