「レッド・クリフ」を見た
「吉川英治」の「三国志」が好きなかめ吉にとって、あの「赤壁」を扱うのだから、間違いなく壮大なスケールの映画なので映画館で見たかった作品。残念ながら行けなかったけれど。
先に、結論を言ってしまえば、「三国志演義」好きには面白い映画だけど、それを知らないと、筋が追えなくて意味不明かも知れない。かめ子も友達から面白いと聞いて楽しみにしていたけど、ちょっと微妙な顔をしていた(^_^;)
でも、絵は綺麗だったし、迫力があったね。PartⅡはやっぱり映画館で見たいなあ。かめ子を説き伏せて、一緒に行こうっと(^_^)
「レッド・クリフ」のCMを最初に見たときに、戦闘シーンが「赤壁の戦い」っぽいなあと思ってたんだよね。それで題名の「レッド・クリフ」をよーく考えて「赤い崖」かあ...あっ「赤壁」だ!(^_^;)
「赤壁」は最後の「赤壁の戦い」に尽きるので、どうしたら2部構成に出来るのか興味津々だったし、とても長い物語なので、どうダイジェストしたのかも興味があった。
「三国志演義」の中では、かめ吉は「趙雲」が好き。人格的にバランスが取れているでしょ。この「趙雲」を「大漢風(項羽と劉邦)」で「項羽」訳をやっていた人が演じていた。
「項羽」も殺陣が格好いい役者だなと思っていたけど、「趙雲」も格好良くて良かった(^_^)
映画は劉備軍が民衆を連れて避難するシーンから始まる。このの名シーンは「張飛」の「長坂橋仁王立ち」と「趙雲」の「阿斗救出」。残念ながら前者は無かった。かめ吉の好きなシーンなんだけど。
「孫権」は「碧眼紫髯」(青い目に赤っぽい髭?)だったらしいけど、俳優は普通にアジア人だったね(^_^;)
「曹操」が「小喬」を姉の「大喬」(孫権の兄、孫策の嫁さん)と共に住まわせるために作っている「銅雀台」の話はカットされて、肖像画?になってたね。
映画と違って「三国志演義」自体にこの「2喬」自身が登場することは無かったと思うけど、ところで、「大喬」はどうなっているんだろうか?(^_^;)
「孫権」の妹は「劉備」と結婚するけど、「演義」では、これには「孫権」の母が影響力を持っていたことになっている。映画に登場しそうな雰囲気は無い。
「吉川英治」の「三国志」で、「孫権」の母が死んだことが書かれているんだけど、しばらくして、再度母が登場する(*_*)。かめ吉には意味不明だった。
どうも、「孫権」の父「孫堅」はある姉妹と結婚し、姉が「孫権」を、妹が「孫権」の妹を産んだみたい。姉の方は先に亡くなったので、その後は「孫権」は妹を母として扱ったらしい。
なので母の死後も母がいるというややこしいことになってたんだね(^_^;)
PartⅡのダイジェストが付いていて、それだとあの「十万本の矢」や「東南の風」など、「孔明」の活躍はPartⅡにあるみたい。楽しみ(^_^)