難しい話題、色の呼び名編(^_^;)

先の視覚の話"http://d.hatena.ne.jp/kamekichi_oh/20090530/1243690011"で色のことが出たので、以前から不思議に思っていることを書いてみます。

色は、形容詞になるものとならないものがあります。

「白・黒・赤・青」が形容詞になりますが、「黄・緑・紫」などはならないでしょう。ただし「黄」は「黄色い」と書けて、中間の性質がありそうです。

言葉の成り立ちを考えると、初めは「白・黒」が出来、次に「赤」が出来、次に「赤」以外の色全てを「青」というようになったそうです。そして、「青」が分化していったそうです。

なので、「白・黒・赤・青・黄...」と言葉が出来てきたように思います。

面白いのは「ヒト」の進化を考えると、4原色だった爬虫類から哺乳類に進化したときに、夜行性になったために、色覚が退化し、色としては「赤」と「紫外」が見えるものになったそうです。

その後「紫外」が「青」に変異し、そして「緑」が追加されたそうです。

これと、言葉の成り立ちに類似性が見えますが、進化の方がはるかに長い時間をかけて進行しているので、言葉が出来るずっと以前に3原色だったはずです。

不思議ですね。後に出来た性質の方が曖昧さがあるので、概念が明確なものから言葉が定義されていったのではないかとかめ吉は思います。思ってるだけです(^_^;)