発掘日記、マクロスF考、空は青いか?

SNSで書いた日記を発掘してみます。書いたのは去年の8月頃ですね。独り言なので突っ込まないでください(m_m)

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マクロスFは、航行するスペースコロニーで、学問的には「閉鎖生態系」と呼ばれるものです。すべての物質を循環させるものです。確か、第1話だったと思いますが、亡くなったパイロットを「循環」させるシーンがありますね。

マクロスFは透明な外殻に覆われている宇宙船でもあり、宇宙船内部で人々が生活している地面から空を見上げることが出来ます。主人公が、確か大気の厚さは1000メートルとつぶやいたように思います。

地球の大気の厚さは普通100,000メートルといわれていますが、高くなると徐々に薄くなっていくので、地上の1気圧に換算すると10,000メートルです。

つまりマクロスFの大気の厚さは、地球の十分の一です。空の青さは大気で太陽光線の散乱されることで起こります。高山に行かれた方はわかると思いますが、高いところでは空は群青色ですよね。

なので、マクロスFの空は群青色よりもっと黒に近く、もしかしたら都心の夜並かも知れません。昼でも明るい星だとよく見えるでしょうね。

地球上の大気がきれいで、近くに照明がまったくないところでは、だいたい6000個の星が見えるといわれています。

なので、マクロスFの夜、照明が届かないところでは、とても壮大な宇宙を眺めることができるでしょうね。

ところで、マクロスFは透明な外殻をもっています。これは外の光を導入するためだと思うんですが。そうでなければ照明が外に逃げてしまって、電気がもったいないですよね。

もし、外の光を導入するためのものだとしたら、マクロスFは恒星の近くを航行していることが多いということになります。

でも、たとえば太陽に一番近い恒星が、約40,000,000,000,000kmのかなたにあるように、宇宙空間は「とても疎」なんです。

ちなみに、太陽と地球の距離は約150,000,000km、地球と月の距離は約400,000kmです。

なので、普通に航行していては、ほとんど光を受けることが無いので、恒星の近くまで「ワープ(マクロスFではホールドと言ってますが(^_^;))」して、しばらくそのあたりに滞在するというやり方をしているんでしょうね。

わざわざ透明にしたからには、マクロスFにとって恒星光は貴重な資源でしょうから、わざわざ夜にすることは無いでしょう。よってほぼ常時明るい世界なんでしょうね。きっと不眠症対策に苦労していると思います(^_^;)