水素自動車は二酸化炭素を出さない?

bluemoon34さんのコメントへのコメントです。水素は燃えると水になり、二酸化炭素を出さないので水素自動車自身は二酸化炭素を出しません。でも、水素を作るときに二酸化炭素を出してしまうんですね(--;)

かめ吉の知っている範囲では、水素を安価に作る方法は炭化水素を改質する方法と電気分解です。他に熱で水を分解する方法も研究されていますが、実用にはなっていないと思います。

電気分解は電力を使うので、電気自動車と同じ理屈で火力発電所に頼る分だけ二酸化炭素が出ます。

炭化水素改質では、炭素のみを酸化して水素を取り出します。なのでしっかり二酸化炭素が出ます。

でも、炭化水素としてメタンやメタノールを使うなら、これらは光合成二酸化炭素を吸収する植物から作ることが出来るので、差し引き二酸化炭素の排出をゼロに出来ます。

この場合は水素自動車は電気自動車より二酸化炭素の排出量が少ないと言えそうですが...

でもでも、メタンやメタノールで発電することも出来るわけで(^_^;)

さらに、植物の光合成の効率は高々1%なので10%を超える太陽電池の方が効率よく発電出来るわけで(^_^;)(^_^;)

というわけで、かめ吉が思うに電気自動車の方がちょっとましな気がしてます。

でも、電気ストーブよりガスストーブの方が遙かに暖かいことからわかるように、ガスの方がエネルギーの輸送効率が良いらしいです。なのでインフラまで考えると...(^_^;)

結論はよくわからん、と言うところでしょうか?全体を考えるとどっちがエコなのかわからなくなるのが環境技術の特徴なんですよね(^_^;)