「おくりびと」を見た

実は、新作中に借りていたんですが、今まで見る気にならなくて放置してました。かめ吉は「感動の名作」が苦手です。嫌いというのではなく、むしろ逆です。簡単に製作側の術中にはまって、後を引いてしまうんですよね(-_-;)

でも、暇なのに見るものがなくて、ついにという感じです(^_^;)

見始めは軽妙な感じだったので、これならば気楽に楽しめるかなと思ったんですが、途中の山崎努さんが演じる納棺師の仕草に、真面目に感動してしまい、つい涙を流してしまいました。洗練された動きの中に故人をいたわる気持ちや敬意が伝わってくるんです。

これを見て、本木雅弘演じる主人公が、納棺師になる決心を固めたのだと思いますが、その設定に山崎努さんの演技が現実味を与えているわけです。かめ吉も納棺師ってすばらしい仕事だと思ってしまいました。すごい役者さんですね。

ちょとビックリしたのが、納棺師が皆から蔑まれている職業という設定なこと。そう言えば、葬式関係の仕事は、被差別民の仕事だったと聞いたことがあります。今でもそうなんですかね。

まあ、やっぱりしっかり術中にはまってしまった映画です。

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