「eBoostr」を試用中

eBoostrを試用開始したわけですが、今のところ良い感じです。一番の効果は速度というより、HDDのアクセスランプが点く頻度が減ったこと。なぜか精神的に安心します(^_^)

肝心の速度ですが、速くなってる気はします。いつもなら、メインメモリを大事にするために、立ち上げておくアプリは最低限にしていますが、eBoostrならかなり立ち上げておいてもストレスは感じません。

実は、立ち上げるアプリを最低限にしていたために、立ち上げの頻度が逆に増えてストレスになっていた可能性にいまさら気づいたんですが(^_^;)

仕組みを見ていると、いわゆるファイルキャッシュですね。これは立ち上げの時のようにファイルを読み込む時に効果があります。

OSのキャッシュを使う手がありますが、キャッシュの効果が出るのは、立ち上げのときが一番難しくて、ファイルが丸々入る量が必要です。アプリだけでなく周辺の設定ファイルもです。

また、OSのキャッシュは電源を落とすと消えてしまいます。なので、ブート後の初回の立ち上げは、eBoostrの方が速くなりそうです。OSキャッシュが十分な量なら、2回目以降はOSキャッシュの方が速いはずです。

ですから、メモリ量が少ないVAIO UXではOSキャッシュも少ないのでeBoostrの効果があるのでしょう。

簡単に言えば、eBoostrはファイルの読み込み速度を改善するアプリです。高速化はキャッシュとして使うフラッシュメモリに依存しています。

ということは、実はすべてのファイルをフラッシュメモリに格納してしまえば良いということで、本当はSSDを使うのが一番速いでしょう。

eBoostrは値段もそこそこでお手軽ではあります。SSDの値段と交換の手間を考えると好みが分かれるところですね。

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