メール転送の見直し、我ながら優れもの(^^;)

こんなことがあったり、なかなか厄介なメール転送なんですが、今回、根本的に見直してみました。

かめ吉は「Forwardmail」というWindows上で動作するメール転送アプリを使っていました。これは複数のPOPメール先+メール転送先を設定でき、それぞれの転送のON・OFFが可能な優れものでした。携帯転送用に添付ファイルを削除する機能までありました。

唯一の欠点なのが、このアプリが起動した直後は、全てのメール転送がONになること。2ヶ月に一回くらい停電があるかめ吉の職場(^^;)では、PCにバックアップ電源をつけて自動シャットダウン、自動起動しているのですが、そうすると転送モードになってしまいます。

それで、アドエスも転送する設定を作り、転送が開始されたのが判るようにしていましたが、無理強いされるのがだんだん不愉快になってきました。我ながら我が儘なジジイです(^^;)

それで、Ubuntuで動いているメールサーバー側で対応しようと思い立ちました。UNIXはメール送付をトリガーにしてプログラムを動かせるはずだったのを思い出したんです。

「kamekichi」と同じユーザーIDで「forward」というアカウントを作ります。passwdファイルで「kamekichi」より後に定義すれば、同じユーザー番号でも問題は起こしません。

そして、「forward」が「FORWARD xxx@yyy.zzz」というメールを受けとると、「kamekichi」のホームディレクトリの.forwardファイルを書き直すようにしました。

ユーザーIDを同じにしたのは、「forward」が「kamekichi」のホームディレクトリに書き込みが出来るようにするためです。他にも手はありますが、これが一番簡単です。

これでデフォルトの転送先には「FORWARD ON」、転送禁止は「FORWARD OFF」というようにかなり柔軟な転送設定が出来るようになりました。もちろん複数の転送先を設定できるようにもしました。

これによってデフォルト以外にも転送出来ますし、停電明けで必ず転送停止にしなければならないということが無くなりました。

また、あらかじめ外出が判っているなら、たいがいのメーラーにある決められた日時にメールを送る機能を使って、転送開始と転送停止が出来ます。

ちょっとした工夫でかなり使いやすくなったので、我ながら良い仕事をしたと悦に入ってます。でもUNIX使いには当たり前の手法なんでしょうね(^^;)