電波の「遮蔽」の話

「iPhone4」が他のスマートフォンを巻き込んでいるようですが、rgb400さんの日記にあるように、「iPhone4」は原因の仕組みが違うように思います。以下はかめ吉の半端な知識なので、あまり信用ないですが(^_^;)

人体は水分の含有率が高いので電波の遮蔽体ですが、一番の遮蔽体は金属です。「遮蔽」というのは電波を「減衰」させるか「反射」して起こります。

どのようなものが反射体になるかは、ちょっと判りませんが(^_^;)、「減衰」は電波のエネルギーを他のエネルギーに変換してしまうことで起こります。

水分子は、電波を自分の振動エネルギーに変換してしまい熱となります。電子レンジと同じです。これで「減衰」が起こります。

金属の場合は、電波は「電流」を発生し熱に変換され、それで「減衰」が起こります。「電流」というのは、「閉回路」が無ければ流れません。「電流」の経路をたどると元に戻るということです。

また「閉回路」が大きければ大きいほど、「電流」は大きくなります。これでまず今回の件で気づくことがありますね。

当然このことを「Apple」は知っていて、最大の「閉回路」が形成されることを防ぐために、デザインで「回路」の切断をしているわけです。

ところが、持ち方によって、あるいは手の導電度によって「閉色回路」が出来上がるわけですね。

手の導電度はそれほど高くないのに影響が大きいのは、あのデザインで考えられる最大・最悪の「閉回路」が形成されてしまうからでしょう。

と、ここまで考えて、判らなくなりました(^_^;)

こんなことは「Apple」の技術者はよく知っているでしょう。普通は「閉回路」の形成を避けるために金属を使用を出来るだけ避けます。

なのになぜぐるっと金属を使ったのか?何かメリットがあったのではないか?

金属は使い方によっては「アンテナ」にもなるので、あのデザインには「アンテナ」そのもの、あるいは「アンテナ」を補助する意図があったのではないか?

そうすると、今回の騒動は、技術者には残念で悔しいでしょうね。CEOがあのような回答をしてしまっては、なおさらでしょう。