映画のラブシーンについて

ラブシーンを安易に使わないで欲しいなあ。R指定ではない映画で見せる以上、どうしても中途半端だから(^_^;)、それくらいだったら要らないと思う映画がままあるよね。

最近見たDVDの中では「レッド・クリフ」の「周瑜」と「小喬」の関係を示するのにラブシーンが必要だろうか?このシーンに頼らずに相思相愛であることを描写すべきでは?

逆に「スカイ・クロラ」では必要な描写だったと思う。無機的な絵とのコントラストが良い。かめ吉には意味までは判らんけど(^_^;)、印象が残る。

「Wanted」にラブシーンとは言い難い激しいシーンがある。これは主人公と恋人の関係や友人との関係を端的に描写していて判りよい。逆に必須のシーンだろう。

共通するのは、かめ吉にとって「ラブシーンは愛情表現では無い」ということかな。

10年くらい前だろうか、かめ子と電車の座席に座っていると、向かい側のつり革に若いカップルがつかまっていた。付き合って間もない感じで、もしかしたら初デートだったかも知れない。

お互いの立ち位置や距離感に初々しさとよそよそしさ残っているんだけど、女の子は「私は貴方のことが大好き!」と全身で言っている。ホント、微笑ましかった。

電車から降りたときに、かめ子が「あの女の子、相手のことが大好きそうだったね」と。かめ子も同じことを感じたらしい(^_^)

映画なら、こういう心に残る表現をして欲しいなあ。