難しい話題、緑編

思い出した話題を一つ。

普通目にする光には、「ヒト」にとっての3原色が含まれている訳ですが、色が出るには、ここ"http://d.hatena.ne.jp/kamekichi_oh/20090530/1243690011"に書いたように、色を発光する場合と、元の光から減色して色が出る場合があります。

元気そうな植物は、「青々」としていますよね。おっと、これは「赤」以外の色を「青」と読んだ名残で(^_^;)、実際は「緑」ですね。

これは、植物が「緑」を発しているのではなく、自然光から自分の好きな色を抜き出して、捨てた色が「緑」なんです。

だから、植物は「緑」が嫌いなんです。「緑」だけを当て続けると植物は死にます。なので、植物が好きなのは、3原色から「緑」を除いた「赤」または「青」だと判ります。実際には「赤」が好きです。

これを知ったときには、とても驚いて、光、色って難しいなあと思いました。

というわけで、社会では「緑」は自然や優しさの象徴ですが、実際には役立たず、捨てられたものなんですね(^_^;)