無人宇宙機「はやぶさ」は日本に必須の有人宇宙技術でもある
「はやぶさ」カプセルの回収位置は落下予想地点から1kmほどしか離れていなかったという。このことをどれくらいの人が重く受け止めているか危惧していたが...
やっぱり「ICBM(大陸間弾道弾)そのものだ!」と指摘している人がいるらしい。そのとおり、そのとおりなのだが。
一方で、砂漠などの広大な地域に宇宙船を着陸させられる米露中、また着陸予想地域に艦隊を派遣できる米、とちがって日本は着陸可能な地域が極めて狭い。
なので日本が有人宇宙船を開発するならば、もしかしたら「ICBM」とは比べ物にならないくらい高い精度が必要かもしれない。そうすると、この開発はいつもこういう指摘がつきまとうだろう。
「はやぶさ」にかかわった人たちは軍事利用なんか全く考えていないと思う。そうでなければ7年間も付き合えないでしょう。こんなことを言われて気の毒に思う(-_-;)
開発した本人に全くその気が無くとも高度な技術は軍事に転用されやすいのも事実だ。その昔、SONYが民生用に開発した小型のテレビカメラがベトナム戦争のミサイルに使われたのを思い出す。
技術って「国境」が無いんだよね。難しいなあ。
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