「Bluetooth」の使い道

この日記では、BluetoothをキーボードやマウスのUSBレシーバーと同列で書いてしまいましたが、結果は同じでも、「世界観」が全く違うものです。

Bluetoothで出来ることのほとんどは複数のUSB機器を使って実現出来ると思います。でも統一性が無く、「世界観」が無いのです。

Bluetoothには「Personal Area Network」とも言うべき世界観があります。Bluetoothには実際にPANという通信規格がありますが(^^;)、それを包含して周辺機器を、統一的な方法でPCに接続出来ます。PC同士さえ接続できます。

それにBluetoothには規格があるので、原則他社製であっても、接続が出来ます。つまり、取り敢えず装備しておくと、バックアップとしてとても有効です。

キーボードやマウスを他のPCに一時的に貸し出したり、LANを使わずにPC間で通信させたり。

LANが使えないなんて、あれっと思われるかも知れませんが、セキュリティの厳しい組織だと、勝手にLANに接続出来ません。大抵はMAC付きで申請を求められます。

MACなんて買ってみないとわからないですから、買ってからLAN接続の許可が下りるまで、無視できないタイムラグがあります。この間、ネットワークを経由した設定が出来ないわけです。

こんなときはBluetoothのPANで既存PCと新規PCをつなぎ、既存PC側でルーティングさせて設定を継続することが出来ます。

また、PAN接続しなくても簡単なファイル転送だったら、簡単に行えます。かめ吉がよくやるのは、VAIO UXでダウンロードしたWM用アプリをEM・ONEに転送することです。

これはActiveSyncで実現出来ますが、WM機に登録出来るPCは2台までと制限されていますし、なによりActiveSyncの訳の分からない動作に悩まされないで済みます。

まあ、こんなことは先刻ご承知の方が多いでしょうが(^^;)、かめ吉は、BluetoothBIOSで対応して欲しいんですよね。これも次元が違った使い道を生み出すと思うんです。

実はかめ吉がかめなだけで、「Unifyingレシーバー」の様に、もう可能だったりして(^^;)

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