「Android」に実は失望してます(-_-;)

些細なことかも知れませんが「rootを取る」という概念があること。

Linux」というか「Unix」系のOSをベースにしている以上、「マルチユーザー」の概念があり、重要な作業をするには「root」にならなければなりません。これは当然です。

ただ、このままでは、使いにくいので、特定のアプリは「root」になって動作するようになっています。この「アプリ」をここでは「rootアプリ」と称することにしましょう。

「アプリ」をインストールするアプリ、「インストーラー」が「rootアプリ」の典型でしょう。

ただし、「rootアプリ」は端末メーカー側が用意しなければ、危険です。ユーザーに開放してはいけません。

そして、「rootアプリ」を適切に用意できれば、そもそもユーザーに開放する必要はありませんし、ユーザーは「root」になっていることを意識する必要はありません。

ところが、「Android」の情報を検索すると、「rootを取れば出来る」との記述が頻繁に出てきます。

これはユーザーが欲しい機能で「rootアプリ」でなければ出来ない多くのことが用意されていないことを示します。

かめ吉の場合は、この時刻同期が「NTP」で出来ないことに唖然としています。

確かに、「Linux」では「root」でなければ時刻同期は出来ないようになっています。これは「マルチユーザー」なので時刻が突然ずれると困るユーザーが出てくるかも知れないからです。

なので「NTP」では徐々に時刻を同期元に近づけることが出来るようになっているくらいです。

Android」の相手は「シングルユーザー」です。なので「Linux」で「root」のみに許されている多くのことをユーザーに開放しても問題が無いはずです。

「rootを取れば出来る」との記述に、その検討が不十分な印象を持ってしまうのです(-_-;)