SAMBAとNFSの同時使用で困りました(-_-;)

最近、職場にNASを導入したのですが、SAMBAとNFSが使えます。NFSは、そのままではちょっと使いにくいのですが、無理矢理内部にログインすると中は全くのLinuxなので、色々設定が出来ます。これは良い買い物をしたと喜んでいたのですが...

かめ吉のアプリの開発の仕方は、ソースはLinuxで管理し、コンパイルは用途に合わせて、LinuxWindowsで行うようになっています。Windowsには自作のアプリ起動サーバーのようなものを走らせていて、コンパイルの制御もLinux側から行います。

「make」というファイルの更新状態をチェックしてコマンドを実行できるツールを使って、ソースを変更すると、Linux側から「make」一発でその後の作業をしてくれるようになっています。

それで困ったのが、WindowsコンパイラーがSAMBA経由でソースを読むと、NFSから見た時刻情報が変更されてしまうことです。なので、またソースが更新されたと「make」が判断し、延々とコンパイルを続けてしまうのです。読み終えるとしばらくして時刻が元に戻ります。NASの内部から見ると、時刻は変わっていません。

どうも、SAMBAがファイルにアクセスすると、OS内部の時刻情報が変更され、NFSはそれを読んでしまう様です。atimeが変わるのは仕方ないのですが、「make」は読まないはずですし、そもそも普通はatimeは見えません。Lockが関係しているのでは、と推測していますが(-_-;)

仕方なく、ソースをSAMBAだけが参照するところに移しました。SAMBAはシンボリックリンクが扱えないので、ちょっとソースの整理が必要になってしまいました。

しかし、Linux機でソースを管理していた時は、大丈夫だったのにLinuxベースのNASの何が問題なんでしょう。素人からは同じに見えるのに出来たり出来なかったりって、困りますね。

色々チェックするのに時間を浪費してしまいました(-_-;)

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